本規定は、株式会社ベビーロック(以下「事業者」)が運営するベビーロック・スタジオ日暮里(以下「本施設」)の工房ならびに創作スペースに設置した機器(以下「機器」)の利用についての規定です。
1. 機器の利用資格
機器の利用にあたっては、予め利用者を登録(以下「利用登録」)する必要があります。但し、次の各号のいずれかに該当する方の利用登録はできません。
① 満18歳未満の方
② 他の利用者に迷惑をかける恐れのある方。
③ 暴力団員、暴力団関係者等の反社会的勢力および反社会的勢力に関係のある方。
④ その他、事業者が利用登録者として不適当と判断した方。
2. 利用登録手続き
① 利用登録手続きは、利用する本人が、事業者が定める方法で申し込みを行い、身分証明書(写)を事業者に提出し、登録料を支払うことで完了します(以下、利用登録手続きが完了した方を「利用登録者」という)
② 事業者は、本施設ならびに機器の利用状況等に鑑み、利用者登録の受付けを停止することがあります。
3. 利用資格の貸与および譲渡禁止
機器の利用は利用登録者に限ります。利用資格を他人に貸与または譲渡することはできません。
4. 登録情報の変更
登録した住所、氏名、電話番号、メールアドレス等に変更があったときは、利用登録者は速やかに事業者に届け出るものとします。
5. 利用資格の一時停止および抹消
利用登録者が次の各号の一に該当した場合、事業者は、利用登録者または保護者に何らの通知催告することなく、利用資格の一時停止または抹消ができるものとします。
① 利用料金等の支払いを怠った場合。
② 利用予約を無断キャンセルした場合、または利用予約のキャンセルが続いた場合。
③ 本施設あるいは他の利用登録者の名誉信用を損なうなど、本施設の秩序を乱した場合。
④ 本施設の機器、資材、付帯設備等を故意に損壊した場合。
⑤ メールアドレスや電話番号が失効する等により長期にわたって連絡が取れない場合。
⑥ 事業者または第三者の知的財産権を侵害するなどの違法行為を行った場合。
⑦ 本規定、その他事業者が別に定める規則等に違反した場合。
⑧ 他人に伝染するおそれのある疾病に罹患したとき。
⑨ 反社会的勢力に該当する、または関係すると認められるとき。
⑩ その他、事業者が社会通念に照らし、利用登録者としてふさわしくないと認めたとき。
6. 本施設ならびに機器利用の営業日、営業時間および休業日
① 本施設の営業日および営業時間は、月曜~土曜日の10時~17時30分とし、その中で機器利用が可能な日および時間帯は、各機器の予約フォーム内のカレンダーに表示して周知するものとします。
② 本施設の休業日は、日曜、祝日(振替休日含)、年末年始休業期間、夏季休業期間とします。
③ 本施設の都合により、本施設ならびに機器利用の営業日、営業時間および休業日を変更することがあります。
7. 本施設利用上の諸注意
本施設の利用にあたっては、以下の注意事項を守ってご利用ください。
① 本施設内はすべて禁煙とします。
② 本施設内での飲酒を禁じます。また、飲酒した後でのご利用はできません。
③ 本施設内での飲食は、許可されたエリアに限るものとします。
④ 本施設内で提供されるサービス利用の際は、個別に定める規定類を遵守してください。
⑤ 本施設ではスタッフの指示に従ってください。
⑥ 他の利用者の迷惑になる行為を行わないでください。
⑦ 本施設内で事業者の許可なく商業行為を行わないでください。
⑧ 本施設内で政治活動、宗教活動、またはこれに類する行為を行わないでください。
⑨ その他、本規定に定めのない事項については、事業者が別に定める規則ならびに「荒川区立日暮里地域活性化施設(ふらっとにっぽり)」が定める規則に従ってください。
8. 機器の利用
利用登録者は、次の各号に則して機器を利用するものとします。
① 利用する機器に応じて、本規定の「9. 機器を利用するためのトレーニング」に定めたトレーニングを受講し、事業者から当該機器の利用許諾を受けてください。
② 機器を利用するときは、本規定「10. 機器の利用予約・利用料金の支払い」に定めた方法で予約ならびに利用料金の支払いを行うものとします。
③ 機器の利用当日は、利用開始時間前に工房利用者カードを提示し利用開始の手続きを行なうものとします。工房利用者カードを紛失または忘れた場合は、いずれの場合も再発行(手数料1,100円)を受けるものとします。
④ 機器の利用に必要な加工材料等は、利用登録者が自ら用意するものとします。
⑤ 利用登録者が所有するパソコンやその他の機器、道具等を機器設置場所に持ち込む場合は、事業者の許諾を得てください。
⑥ 機器設置場所への入室は、原則として利用登録者のみとします。止むを得ず作業補助者の入室が必要な場合は、機器利用予約時に事業者にその旨を申し出るものとします。ただし、作業補助者の人数は1名までとします。また、作業補助者も本規定「1. 機器の利用資格」に準ずるものとし、当該利用登録者は作業補助者が本施設の利用規定を守って活動するよう監督する義務を負うものとします。なお、作業補助者も「工房機器利用料金」に定められた作業補助者施設利用料を支払うものとしますが、いかなる場合であっても作業補助者は機器を使用できません。
⑦ 機器の利用後は、利用登録者自身がその機器および周辺の清掃を行ない、本施設スタッフに申し出て確認を受けてください。
⑧ 機器ごとに定められた利用ルールがある場合は、そのルールに従って利用してください。
9. 機器を利用するためのトレーニング
利用登録者を対象とした、機器を利用するためのトレーニング(以下「トレーニング」)は、機器の基本的な操作方法、安全に利用するための知識の習得、ならびに本施設の利用規定の確認を目的としています。利用登録者は次の各号に則してトレーニングに参加するものとします。
① 機器利用のためのトレーニング料金は別途「工房機器利用料金」に定めます。
② トレーニングは事業者が予め定めた日時に開催するものとします。なお、最少履行人数に満たない場合は開催を中止することがあります。
③ トレーニング受講後であっても、登録者が当該機器の使用に足る知識ならびに技能を有していないと事業者が判断したときは、当該機器の利用を許諾しないことがあります。
10. 機器の利用予約・利用料金の支払い
利用登録者は、次の各号に則して機器の利用予約ならびに利用料金の支払いを行うものとします。
① 機器の利用予約は、利用開始時間の2時間前までに事業者が指定した方法で行うものとします。
② 工房機器の利用料金は、Web予約システムからの予約・申込み時に、クレジットカード(VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners、Discover)で支払うものとします。
③ 利用当日に延長料金、作業補助者の施設利用料金、その他の追加料金が発生した場合は、受付でお支払いください。お支払い方法はクレジットカード、電子マネーまたは現金でのお支払いが可能です。ご利用可能なクレジットカードおよび電子マネーはこちらから。
④ 利用にトレーニングの受講が条件となっている機器は、トレーニング未受講または利用許諾が得られない方の利用予約はできません。
⑤ 無料で利用できる機器の1日あたりの最大の予約/利用可能時間は2時間とし、1時間単位で予約することができます。利用当日に延長を希望する場合は、当該機器の次の利用予約がない場合に限り、営業時間内において30分単位で延長することができます。
⑥ 有料で利用する機器の1日あたりの最大の予約/利用可能時間は4時間とし、1時間単位で予約することができます。利用当日に延長を希望する場合は、当該機器の次の利用予約がない場合に限り、営業時間内において30分単位で延長することができます。延長時の30分あたりの利用料金は、1時間あたりの料金の半額とします。
⑦ 利用予約は各々の機器について1件までとし、利用の都度、次の利用予約を受け付けます。
⑧ 機器の故障等により、利用予約を行った機器が利用できなくなることがあります。利用登録者からの既収金がある場合、事業者は未利用分の既収金を返還(または他の利用日に振替)するものとします。但し、事業者の責任は当該返金または振替に限定されるものとします。
⑨ 予約した利用開始時間から、連絡なく15分以上が経過した場合、利用をお断りすることがあります。
⑩ 利用キャンセル料は以下の通りです。なお、キャンセル料の支払いがない場合、無断キャンセルやキャンセルが続く場合、予約の新規受付または既予約済みの機器の利用をお断りすることがあります。
キャンセルした日 |
キャンセル料 |
---|---|
利用予約日前日まで |
かかりません |
利用予約日当日または無断でのキャンセル |
予約時間に応じた利用料金の100% |
11. 廃棄物の取り扱い
本施設における廃棄物の取り扱いは以下の通りとします。
① 制作過程で発生する廃棄物は、原則として持ち帰る等の方法で利用登録者が処理するものとします。
② 本施設での廃棄物の処理を希望する場合は、予め事業者に相談し許可を受けてください。ただし、当該廃棄物の処理に費用が必要な場合は、利用登録者がその実費を負担するものとします。
③ 飲食のゴミ、制作過程で発生する少量の廃棄物等は本施設において廃棄します。
12. 当施設への資材等の配送
本施設では利用登録者宛の配送物の受け取りは行ないません。やむを得ない事情がある場合は、事前に事業者に相談してください。
13. 施設の閉鎖・変更
本施設は、次の事由により本施設の一部または全部を閉鎖または臨時休業することがあります。これらの休業による利用登録者への補償は行いません。
① 台風、異常気象、風水火災害、地震、近隣の事故等で本施設の業務遂行に支障があるとき。
② 施設の改造または補修工事実施のとき。
③ 法令の制度改廃、行政指導、社会情勢、経済状況の著しい変化があったとき。
④ その他閉鎖または臨時休業の必要があると認められるとき。
14. 責任
利用登録者の責に帰すべき事由により、本施設、機器(付属部品含む)、資材、付帯設備、什器、備品等を破損または紛失した場合、利用登録者もしくは保護者は、当該破損の修復および本施設に生じた損害を賠償する責任を負うものとします。また、他の登録利用者または第三者に損害を与えた場合、利用登録者は、その損害を賠償する責任を負うものとします。
15. 免責事項
事業者は以下の各号について一切の責任を負わないものとします。
① 事業者は、施設内での利用登録者および作業補助者の怪我や事故、貴重品、手荷物等の盗難、紛失、その他施設の利用により生じた利用登録者および作業補助者の損害に関し、事業者の故意又は重過失によるものを除き一切の責任を負わないものとします。また事業者の故意または重過失による場合であっても、利用に関する逸失利益その他の拡大損害について賠償の責任を負わないものとします。
② 利用登録者は、他の利用登録者または第三者との間において紛争が生じた場合、自らの責任と費用負担をもって処理解決するものとし、事業者に何らの迷惑損害をかけないものとします。
③ 事業者は、利用登録者に対する通知については、利用登録者から届出のあったメールアドレス等の情報に基づいて行うものとし、利用登録者が本規定「4.登録情報の変更」に定めた届出を怠ったことによって生じる不利益について、事業者は一切の責任を負わないものとします。
16. 個人情報の取扱い
利用登録者の個人情報は、事業者が別途定める「個人情報保護ポリシー」に則して取扱うものとします。
17. 表明保証
事業者は、現在および将来において反社会的勢力と一切の関係を持たないことを表明し、保証します。また、事業者は利用登録者が次の各号の一に該当した場合には、何らの通知催告を要することなく利用登録者の資格を抹消することができるものとします。
① 利用登録者が、反社会的勢力であることが判明したとき。
② 自らまたは第三者を利用して、事業者に対し、暴力的行為、脅迫的言辞、偽計、または威力を用いて信用を毀損もしくは業務を妨害する行為などをしたとき。
③ 反社会的勢力に自己の名義を利用させ、本施設への入会および利用をしたとき。
④ 利用登録者は、前各号により利用登録者資格が抹消された場合、事業者が被った損害を賠償する責を負うものとします。
18. 運営の廃止
事業者は、本施設の運営の継続が困難になった場合、本施設の運営を廃止することができるものとします。運営廃止時に利用登録者からの既収金がある場合、事業者は未利用分の既収金を返還するものとします。但し、事業者の責任は当該返金に限定されるものとします。
19. 規定の変更
① 事業者は、一定の予告期間をおいた場合には、利用登録者の承諾を得ることなく本規定を変更することができるものとします。
② 変更後の規程は、事業者が別に指定する場合を除き、予告期間が満了した日から効力を生ずるものとします。
③ 本規定の変更によって利用登録者に不利益が生じた場合、事業者はその責任を一切負わないものとします。
20. 管轄裁判所
利用登録者と事業者との間において訴訟の必要が生じた場合は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
21. 準拠法
本規定ならびにこれに付随する各規定等に関する準拠法は日本法とします。
以上
2023年1月11日改定