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『Photoshopを使った、リピートデータの作り方』

Photoshopを使った送り付けデータの制作方法

■ 基本の正送り

repeat_image01

STEP1
モチーフをプリントしたいサイズ(実寸)に変更します。
「イメージ」→「画像解像度」
「ドキュメントのサイズ:」
で任意のサイズに変更し、OK をクリック。

モチーフ 画像解像度

STEP2
「編集」→「パターンを定義」
任意の名前をつけOK をクリック。これでパターンが登録されました。

パターンを定義

STEP3
「編集」→「塗りつぶし」
ダイアログボックスの内容「使用」を「パターン」に変更し、「カスタムパターン」でパターンを選択します。OK で、ドキュメント全体にパターンが適用されます。
※ プリントを依頼する場合は、1 つの画像のみ投入し、横幅〇cm、長さ〇mでリピートと指示することも可能です。

塗りつぶし

■ 基本のハーフステップ送り

基本のハーフステップ送り

STEP1
Photoshop でハーフステップ送りを付けたい画像を開きます。
「選択範囲」→「すべてを選択」「編集」→「コピー」

ハーフステップ送りを付けたい画像

STEP2
「イメージ」→「画像解像度」
ピクセル数の「幅」と「高さ」の数値をメモしておきます。

画像解像度

STEP3
「フィルター」→「その他」→「スクロール」
ダイアログボックスを開いたら「未定義領域」のラップアラウンド(巻き戻す)にチェックが入っているか確認します。
垂直方向に、画像のSTEP2 でメモしておいた「高さ」のピクセル値の1/2 の数値を入力しOK を押してください。

スクロール

STEP4
イメージ→カンバスサイズ
「基準位置」を中央左にセットします(左向きの矢印をクリックする)。
幅と高さを % 表示に変更し、幅のみ200%に変更します。

カンバスサイズ

STEP5
STEP1 でコピーしておいた、元画像を貼り付けます。
「編集」→「ペースト」
張り付けた画像がカンバスの右半分にくるように位置を調整し、レイヤーを統合します。
「レイヤー」→「画像を統合」

画像を統合

STEP6
選択したモチーフを任意のサイズに変更します。
「イメージ」→「画像解像度」
「ドキュメントのサイズ:」で任意のサイズに変更し、OK をクリック。

STEP7
「編集」→「パターンを定義」
任意の名前をつけOK をクリック。これでパターンが登録されました。

パターンを定義

STEP8
「編集」→「塗りつぶし」
ダイアログボックスの内容「使用」を「パターン」に変更し、「カスタムパターン」でパターンを選択します。OK で、ドキュメント全体にパターンが適用されます。
※ プリントを依頼する場合は、1 つの画像のみ投入し、横幅〇cm、長さ〇m でリピートと指示することも可能です。

塗りつぶし

■ 複雑な画像の正送り(「スクロール」フィルターを使用)

複雑な画像の正送り

STEP1
元画像

Photoshop で画像を開き、スクロールさせます。
「フィルター」→「その他」→「スクロール」
「スクロール」のダイアログボックスを開いたら「未定義領域」のラップアラウンド(巻き戻す)にチェックが入っているか確認します。
垂直方向および水平方向に、画像の垂直方向(縦)および水平方向(横)のピクセル値の1/2 の数値を入力しOK を押してください。
※画像のピクセル値は、イメージ→画像解像度で確認できます。

スクロール

STEP2
4 分割された画像は、上下左右でスクロールし、画像の四辺が内側でつながった状態になりました。

上下左右でスクロール

STEP3
つなぎ目部分を修正します。適切と思われるツールを使って注意深く修正していきます。
ここでは、「コピースタンプ」ツールを使います。ソフトブラシ等を選択し、境目を目立たないようにします。
また画像内のパーツのコピーや新しいパーツを用意して、つなぎ目の上や周辺に配置し、つなぎ目を目立たなくしていきます。
このとき、画像の四辺は送りのついた状態になっているので、四辺に近い部分を修正するときは注意してください。

コピースタンプ

STEP4
つなぎ目の修正が終わったら、スクロールフィルターを使って4 分割された画像をもとの位置に戻します(STEP1~2 と同様の作業)。画像を統合します。
「レイヤー」→「画像を統合」

スクロールフィルター

STEP5
パターンに登録する前に、画像を任意のサイズに変更することができます。
「イメージ」→「画像解像度」
「ドキュメントのサイズ:」で任意のサイズに変更し、OK をクリック。

STEP6
「編集」→「パターンを定義」
任意の名前をつけOK をクリック。

パターンを定義

STEP7
「編集」→「塗りつぶし」
ダイアログボックスの内容「使用」を「パターン」に変更し、「カスタムパターン」でパターンを選択します。OK で、ドキュメント全体にパターンが適用されます。
※ プリントを依頼する場合は、1 つの画像のみ投入し、横幅〇cm、長さ〇m でリピートと指示することも可能です。

■ 複雑な画像のハーフステップ送り

複雑な画像のハーフステップ送り

ハーフステップ送りは、Photoshop でできる一番複雑な送り付け方法です。プロセスは難しくありませんが、自然な柄にするために、根気強くつなぎ目を修正する必要があります。

STEP1
Photoshop で画像を開く。
「レイヤー」→「画像を統合」
「表示」→「スナップ先」→「すべて」

STEP2
「移動ツール」を選択→上部の「バウンディングボックスを表示」にチェック
「選択範囲」→「すべてを選択」
画像の中心を表す十字が表示されます。

バウンディングボックスを表示

STEP3
「表示」→「定規」
上側の定規にカーソルを合わせ、ドラッグしながらガイドを引き下げ、中心線に合わせます。

STEP4
全体をコピーします。「編集」→「コピー」
画像選択を解除します。「選択範囲」 →「選択を解除」

コピー

STEP5
「イメージ」→「カンバスサイズ」
「基準位置」を中央下にセットします(下向きの矢印をクリックする)。
幅と高さを % 表示に変更し、高さのみ200%に変更します。

カンバスサイズ

STEP6
OK をクリックしてください。カンバスサイズの高さが200%に変更されました。

カンバスサイズの高さが200%

STEP7
「編集」→「ペースト」
貼り付けしたコピー画像を、余白のスペースに合わせ、画像を統合します。
「レイヤー」→「画像を統合」

画像を統合

STEP8
つなぎ目部分を修正します。適切と思われるツールを使って注意深く修正していきます。
ここでは、「コピースタンプ」ツールを使います。ソフトブラシ等を選択し、境目を目立たないようにします。
また画像内のパーツのコピーや新しいパーツを用意して、つなぎ目の上や周辺に配置し、つなぎ目を目立たなくしていきます。
また、画像によってはスポット修復ブラシツール(CS5 以降)の「コンテンツに応じる」を使用しても便利です。

STEP9
画像を選択します。
「選択範囲」→「全てを選択」
全体をコピーします。
「編集」→「コピー」

コピー

STEP10
「イメージ」→「カンバスサイズ」
「基準位置」を中央左にセットします(左向きの矢印をクリックする)。
幅と高さを % 表示に変更し、幅のみ 200% に変更します。

STEP11
「編集」→「ペースト」
貼り付けた画像の上側をガイドラインに合わせて配置します。

ガイドラインに合わせて配置

STEP12
「編集」→「ペースト」
STEP11 で貼り付けた画像と同じ画像を残っている余白部分に貼り付け、画像の下側をガイドラインに合わせて配置し、画像を統合します。
「レイヤー」→「画像を統合」

画像を統合

STEP13
新たにできたつなぎ目を修復します。

新たにできたつなぎ目を修復

STEP14
画像のピクセル値を確認し、メモしておきます。
画像のピクセル値は、「イメージ」→「画像解像度」で確認できます。

画像解像度

STEP15
「フィルター」→「その他」→「スクロール」
ダイアログボックスを開いたら「未定義領域」のラップアラウンド(巻き戻す)にチェックが入っているか確認します。
垂直方向および水平方向に、画像の垂直方向(縦)および水平方向(横)のピクセル値の1/2 の数値を入力しOK を押してください。

スクロール

新たにできたつなぎ目を修復してください。
このとき、画像の四辺は送りのついた状態になっているので、四辺に近い部分を修復するときは注意してください。
つなぎ目が崩れた場合は、「フィルター」→「その他」→「スクロール」で画像を元に戻して修復し、もう一度「フィルター」→「その他」→「スクロール」で画像を完成させてください。

スクロールフィルター

STEP16
これで画像はステップ送りの状態になりました。
パターンに登録する前に、画像を任意のサイズに変更することができます。
「イメージ」→「画像解像度」
「ドキュメントのサイズ:」
で任意のサイズに変更し、OK をクリック。

画像解像度

STEP17
「編集」→「パターンを定義」
任意の名前をつけOK をクリック。

STEP18
「編集」→「塗りつぶし」
ダイアログボックスの内容「使用」を「パターン」に変更し、「カスタムパターン」でパターンを選択します。OK で、ドキュメント全体にパターンが適用されます。
※ プリントを依頼する場合は、1 つの画像のみ投入し、横幅〇cm、長さ〇m でリピートと指示することも可能です。

パターン

タイムライン

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