データ作成について
※受付可能なデータは、指定生地プリントと持込生地プリントで共通です。
完成しているデータをお送りください
当サービスでは、完成しているプリントデータ(手を加える必要のないデータ)を受け付けいたします。
※ご送付のデータに不備があった場合は修正確認の連絡をいたします(※すべての不備が見つかるわけではありません)。
※データの配置方法やサイズ等に関する相談は、お申込み前にお問い合わせフォームからご相談ください。
※プリントした生地のデータ端にトンボ(トリムマーク)を付けられます。必要な場合はお申込み時にご指示ください。指示がない場合はつきません。
データ形式の制限
プリントできるデータには、形式の制限があります。
下記の形式に適合するデータをお送りください。
- RGBモード(CMYKモードは受付不可。CMYKモードでデータ作成した場合も、RGBに変換してお送りください)。
※RGBの方が表現できる色の領域が広いため、弊社のプリンターは、RGB対応させております。 - TIFF形式で保存されたデータ(JPG、JPEG、PNG、PSD、AI等の、TIFF以外のデータは受付不可)。
※保存時にLZWの項目にチェックを入れてください。
※TIFFへの書き出し方法等は、Illustratorでのデータ作成方法にてご覧ください。 - 解像度150~200dpi(相当細かい柄でも200dpiで十分表現可能です)。
- レイヤー結合済みのデータ。レイヤーが複数枚に分かれたデータは、結合してから保存してください。
※なお、illustratorで書き出し後にPhotoshopで『背景に統合』をしていただけると、データが軽くなり助かります。
データサイズについて
データサイズにも制限があります。
- 縦の長さ最大5mまで。
※5m以上の柄をプリントしたい場合は、分割したデータを送付してください。分割データをつなげてプリントすることはできます。 - データの横幅サイズは、使用する生地の幅からマイナス5cmまで(例:生地幅110cm=最大プリント幅105cm)。
プリントデータには、『パネル』と『リピート』の2種類の形式があります
・パネルデータについて
1枚で図柄として成立するデータ。
複数枚プリントする場合、1枚1枚の間にわずかなすき間(1mm以上)が空きます。
異なる柄のパネルデータを複数枚プリントする場合、柄の境目で生地をカットしてお送りします。同柄の場合はすき間が空きますが、カットせずつなげてお送りします。
1枚のデータの長さ制限は、最大5mです。
・リピートデータについて
繰り返しつなげてプリントするデータ。任意のサイズ(横×縦)にすき間なく繰り返しプリントします。
リピートする長さに制限はありません(リピートの元になるデータの長さは最大5mまで)。
以前プリントしたデータを再度プリントされる場合(データは保存しておりません)
データ保存サービスは提供しておりません。「~月~日にプリントしたデータを再プリントしてください」といった要望には対応いたしかねます。プリント履歴のあるデータを再プリントされたい場合は、お客様ご自身の保存データを添付の上、お申込みフォームに「~月~日と同データ。再プリント希望」のように記入いただき、ご要望をお伝えください。
データの色合わせについて
データと、生地の仕上がりの色を正確に合わせたい場合は、一度プリントしていただき、色味を調整していただく必要があります。
持込生地プリントでは、生地とプリント方法が合っているか確かめるためのテストプリント制度があります。
テストでは、複数の色味の同じ柄をプリントしていただくことで、理想の色味を探すことができます。
指定生地プリントではテストプリント制度を設けておりません。
通常のプリントメニューを、お客様のご判断でテストプリントとしてご利用ください。
「色の転び」について
プリントデータが、データの不備がないのに意図しない色味に仕上がってしまうことを、印刷用語で「色が転ぶ」といいます。
色の転びは、プリンターのデータ読み込み設定(プロファイル)と、データを構成する色の相性によって、稀に発生します。
微妙な色差が混在する柄データについて、プリンターは、個別の色を正確に拾うのではなく、全体的な色味を自動調整します。
プロファイルの種類によっては苦手な色があり、たまたまデータに表現が不安定な色が多いと、意図したデータの色と異なる色味になってしまう場合があります。
色の転びは事前に防ぐことが困難で、発生した場合は再プリント等で対応いたします。
データの著作権について
オリジナルデータをプリントできます。著作権がお客様ご自身や関係者、ご依頼主様にあるか、著作権フリーのデータ以外はプリントできません。
データ不備がある場合は進めませんのでご安心ください
送付いただいたデータは必ずチェックしており、不備がある場合にはプリント前にお客様に相談します。
※非常に細かいリピート時の柄のズレなど、チェックしきれない不備については見落としの恐れがあります。
お客様ご自身でも、入念にデータチェックしていただくことをおすすめいたします。