目次
「ロックミシンで作る風呂敷エコバッグ」の、作り方
ベビーロック・プリンティングがお送りする、「ロックミシンで作るペット写真のオーダーメイドグッズ」企画。
このページでは、ポリエステルちりめん素材の、風呂敷エコバッグの作り方について解説します。
日本独特の文化である風呂敷は、結び方によって色々な用途にも使えるのがステキです。
前半では届いたプリント生地の縫製について、後半では、結び方のパターンもいくつかご紹介します。
①カットは大きめのスペースで
企画に応募して生地が届いたら、余白からカットしましょう。
風呂敷は、生地の四辺をロックミシンでかがっていくだけのシンプルな作業で制作できます。
生地の余白から柄部分を切り出す際には、真っすぐ切りやすいように、なるべく作業がしやすいような広いスペースを確保しましょう。
定規を当てて、ロータリーカッターで切ると最もきれいに切り出せるでしょう。
②カットが済んだら一度広げて全体を確認
生地を切り出したら、一度広げて、全体の切れ端が(なるべく)まっすぐになっているか確認してみましょう。
少々余白や境界線が残っている程度であれば縫製時にカバーできますが、大きくゆがんでいたりした場合は、歪みを基準に余分な場所を切り落とし、風呂敷のサイズを少し小さくするなどで対応しましょう。
生地を少し小さくしても、風呂敷にしたとき少しだけ容量が減るだけなので大丈夫です。
ただあまり小さくすると小物しか入らなくなってしまうので注意が必要です(笑)
③縁かがりの種類は、お好みで
生地端の縫い目はお好みで決めていただいて大丈夫です。
黄色い方の端の縫い目が3本ロック。青い方が変形巻きロックですが、どちらでも強度などにそれほど差はありません。
④四辺に順番にロックミシンをかけていきます
ロックミシンで端を処理していきます。
四辺をそれぞれ縫いますが、特に順番等に決まりはありません。好きな辺から縫っていきましょう。
角からでなく、辺の真ん中の縫い目から縫い始める方が縫いやすいです。
⑤四辺の縫製が終わったら、とりあえず風呂敷は完成
縫製が終わったら、風呂敷としてはこれで完成。非常にシンプルな工程です。
このままでも、簡単な目隠しやテーブルクロスとしても活用可能なのが風呂敷の万能なところ。
多種多様な結び方で、色々な用途に使える風呂敷エコバッグ
日本では古来から荷物を運ぶための道具として暮らしの役に立ってきた風呂敷。
古くからの知恵が詰まっているだけあって、用途に合わせてむずび方もたくさんの種類があります。
『しずく結び』
最も簡単なしずく結び。
意外とたくさん入ります。水筒や文庫本、ペンケースぐらいははいるので、近所へのお出かけに便利。
『トートバッグ結び』
トートバッグのように肩からかけられる風呂敷バッグに。
手持ち部分の長さは、結び目の位置をずらして調整可能です。
環境にも貢献できるエコバッグを、自分だけのオリジナル生地で
他にも、様々な結び方がありますので、気になる方は「風呂敷 むすび方」などの用語でグーグルなどを検索してみてください。
お気に入りの写真がデザインされた布生地が一枚あるだけで、たくさん楽しめる風呂敷エコバッグ。
今回の生地はちりめんなので、着物や浴衣にもマッチしやすいはずです。
環境配慮しながら、オリジナルの大好きなペット柄のグッズで、お買い物やお出かけを楽しみましょう。
この記事へのコメントはありません。