何のためにプリント生地を自作するの?
「布の需要は数あれど、好きな柄の布を自作してまで布を使う人は、何に使っているのか」。
ベビーロックプリンティングで受発注を担当しつつこのブログを執筆している筆者が、個人的にそんなことを思ったので、自作してまで布を使う場面をまとめてみました。
(お部屋編とイベント編、二回に分けて掘り下げてみます)
お部屋編(前編)
お部屋といえば布の宝庫。日常で布を扱うシーンは部屋内が最も多いかもしれません。
特にリビングでは装飾に布を使うことが多く、カバーや壁掛けなど、使おうと思えばいくらでも布を使う場面がありそうです。
ファブリックパネル
部屋にある布でパッと思い浮かぶのは、やはりファブリックパネル。
決して必需品ではなく、あくまで装飾品ですが、多くのお部屋にあるのを目にします。
部屋をおしゃれに飾りながらシンプルにしたい場合にもってこいのアクセントで、お気に入りの柄にすれば気分も上がるでしょう。
フレームも気軽に購入することができ、自作のプリント生地でも導入しやすいですね。
こちらのページに作り方がわかりやすく解説されています。
テーブルクロス
こちらも家庭にある代表的な布生地になりますでしょうか。
最近は無垢天板のテーブルだとかヴィンテージのテーブルなんかもフリマアプリなどで手軽に手に入るため、以前ほどテーブルクロスを見かけなくなった気はしますが、部屋の印象をパッと変えられますし、華奢なテーブルにちょっと雰囲気を加えたい、といった時に役立つでしょう。
大抵が四角形でミシンがあれば簡単に縫えますし、できるだけ手間をかけずにオリジナルがほしいという場合には、布用接着剤やテープで端を留める方法もあります。
オリジナルのプリント生地を作って接着剤などで留めればすぐに使えるので、テーブルクロスは意外にもかなり手軽にDIYできる布製品かもしれません。
テーブルクロスの色々な作り方が載ったページも参考にしてください。
クッションカバー
こちらも家庭で使うプリント布地の大定番。
お部屋のコーデを楽しみたいと思ったらまず手を出すところかもしれません。
マルチカバー(マルチクロス)
マルチ(=つまり何にでも使える)と言われてしまうとこれまで書いてきたことが水泡に帰してしまうような感じですが、どこにかけるのにもちょうどいいプリント生地が一枚あると便利です。
ソファーやベッドなどには専用の(かけるものに合った形の)カバーがありますが、専用でなくてもそれなりに大きめの布であれば、かけるだけでアクセントになります。
筆者の部屋にもだいぶ昔に買ったかなり大きな綿のストールがありますが、大きすぎてストールとしては使わず、ソファーにかけたりハンガーラックにかけて洋服を覆ったりと思わぬ活躍をしてくれています。
こちらのページにはマルチカバーの使用例が充実しています。
自作カーテン
シンプルな構造と見せかけて意外に自作のハードルは高そうなカーテン。
しかし部屋内では存在感が大きく、カーテンのテイストで部屋のテイストがかなり変わってくるものでもあります。
カーテンの柄をお気に入りにすることは、お気に入りの部屋に育てる(部屋を育てる?!)肝かもしれません。
カーテンづくりで最大の難関はレール部分をどうするかという事かと思いますが、簡単にレール部分を作るアイディアが結構あるようです。
あらゆる種類の自作カーテンの作り方を紹介しているこちらのページに豊富なアイディアが掲載されています。
以上、お部屋で自作のプリント生地を使うシーンをまとめてみました。
今回は斬新なことは何一つ思いつきませんでしたが、オリジナルの布になったら嬉しい部屋のものを思いついたらまた紹介していみたいと思います。
次回は部屋から飛び出してイベントブース編をご紹介します!
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