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バルキー押えを活用した縫い方

今回ご紹介するのは、ニットを縫う際に大活躍する「バルキー押え」です。
ニットの既製服は肩の縫い目に「ウーリースピンテープ(伸び止めテープ)」を必ず使用します。
なんと!ベビーロックのロックミシンは肩を縫いながら、縫い目の中に伸び止めのテープを入れることができるんですよ。

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伸びやすい肩部分に伸び止めのテープを入れることによって補強にもなり、洗濯で生地が伸びるのを防いでくれます。
今回は伸び止めテープも入れながら肩縫いができる便利な「バルキー押え」について、少しだけご紹介をします。

バルキー押えとは?
皆さん、バルキー押えは使ったことはありますか?
バルキー押えはベビーロックの4本糸ロックミシンに付属されています。(※一部商品を除く)
はじめにミシン本体にセットされている押えは「標準押え」です。
「バルキー押え」はアクセサリーボックス内に入っています。
アクセサリーボックスには「針」「ドライバー」「ピンセット」なども一緒に袋の中に入っていますのでご確認ください。

標準押えとバルキー押えの違い
左が「標準押え」、右が「バルキー押え」です。

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「標準押え」と「バルキー押え」の底の部分に注目をしてください。
バルキー押えの底部分には小さな溝があり、この溝は生地をため込む役割があります。
ロックミシンの差動の「縮み縫い」を効果的に発揮してくれる大事な溝なのです!
また、ニットやストレッチの生地を使って作品をつくる際には差動を利用して縫うケースが多いため「バルキー押え」を使うことが望ましいです。

ウーリースピンテープのセットの仕方
「バルキー押え」について今回の記事の内容が動画にまとめてあります。
ウーリースピンテープのセットの仕方も紹介していますのでニットのお洋服を縫われる際にはぜひ肩の縫い合わせに活用してくださいね。

動画内でも紹介をしていますが、「バルキー押え」をセットして4本糸ロックの設定で「差動レバーを2.0」「送り目ダイヤルを3~4」にして縫うとギャザーをたくさん寄せることができます。
便利なバルキー押えを活用してロックミシンソーイングをお楽しみいただければ幸いです。

 

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